協同組合武生問屋センターは、お陰様で創立50周年を迎えることができました。これもひとえに組合員の皆様のご協力と、国・県・市をはじめ関係各位の絶大なご支援、ご指導の賜物と心より感謝申し上げます。
顧みますと昭和38年の豪雪を機に流通経済の近代化と合理化のため団地造成の必要性を痛切に感じ、昭和47年3月組合創立総会を開催。同年8月知事認可を受けて登記完了し発足。昭和53年10月16日、卸商業団地として44社で完成式を挙行、その後、2度にわたる補完事業を実施しました。
この50年の間に、大量消費に経済成長を実感した時代は過去となり、消費者ニーズの著しい変化、取引先小売店の減少、流通経路の短絡化など流通変革の時代に直面しており、私たちの生活スタイルだけではなく価値観にも大きな変革をもたらしています。その加速する時代変動のなかで、武生問屋センターは新しい時代にふさわしいスタイルを創造していくこと、「団地の活性化は人材育成から」をテーマに魅力的な職場環境を作り出すことにより、強固な経営環境を目指して組合員が一丸となり各種事業を展開していきます。
激しく変動する環境、経済に対処し経営の刷新と組織の強化、組合活性化のため活力ある流通拠点として一層の発展を期すべく努力いたす所存でございます。
今後とも関係各位におかれましては、一層のご指導、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
協同組合武生問屋センター
理事長 山内 和則