協同組合武生問屋センターは武生菊人形で有名な福井県越前市武
生地区の中小企業約40社が加盟する協同組合です。昭和38年の豪雪を機に、地元企業における流通経済の近代化と合理化のため団地造成の必要性を痛切に感じ、昭和47年8月に設立されました。
大量消費に経済成長を実感した時代は過去となり、消費者ニーズの著しい変化、取引先小売店の減少、サプライチェーン最適化など流通変革の時代に直面しており、私たちの生活スタイルだけではなく価値観にも大きな変革をもたらしていると強く感じます。
その時代変動のなかで、武生問屋センターは新しい時代にふさわしい商業のスタイルを創造し、強固な経営環境を目指して組合員が一丸となり各種事業を展開しています。
その中の取り組みの一つが、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の組合内における推進普及です。この冊子では当組合本体をはじめ、加盟組合企業のSDGsへの取り組みを紹介します。激しく変動する環境、経済に対処し、地域社会、当組合及び各企業の持続可能性だけでなく、社会全体の持続可能性に貢献すべく今後も努力していきます。